香水ラプソディー その2

2018年11月26日

昨日のブログの続きです。
ここからが面白いところだから!(ってハードル上げすぎ!笑)

15年間探し求めていた幻の香りと、ついに「再会」を果たした私……。
はやるこころを無理やり抑えて会計を済ませ、
どきどきしながらその香水を自宅にお持ち帰りしました。

丁寧に包装紙をはがし、ゆっくりと箱を開け、うつくしい香水瓶を取り出し、
フタを取って、まずはひと吹き……

はああああああ……(至福)

もうね、私、泣いていました。
号泣でした。
涙も鼻水もダダ漏れでした。

しかし!

この後、その涙も鼻水も引っ込むような「事件」が起こるのです……。

長年探し求めていた香りについに出会えたよろこびの中で、
私は、ふと、その愛しき香水の名前を「ググろう」と思いつきました。

好きな人のことならなんでも知りたい……! 
そんな純粋で純真な乙女ごころからの行動でした。

さっそくPCを起動し、箱を見ながら検索窓にその名前を打ち込み、
エンターキーを押した、次の瞬間。
信じられない文言が、私の目に飛び込んできました。

「ジュエリーをまとったような輝きと魅力を香りが演出。
○○(香水の名前)2018年9月発売!」

2018年……9月……発売……???

あたまの中が、文字通りハテナマークでいっぱいになりました。

そんなはずはないんです。
だって、私はこの香りを、15年前からずっとずっと探し求めてきたんです。
そう、あの、新宿駅東南口付近で、綺麗なお姉さんとすれ違ったあの瞬間から、ずっと……。

その香りが、「今年の秋」発売だなんて、おかしくないですか?

「似たような香水が他にあるんじゃないの?」って、そんなわけはありません。
伊達に15年探し回ってないですよ!
似たような香りなら、もうすでに私の香水コレクションに並んでいるはずなんです。
私の鼻と香りの記憶、なめんな! って話です!(笑)

じゃあ、これは……

15年前の、あのうつくしい人は、「未来人」だったのでしょうか?
15年前の私は、未来の匂いを嗅いだのでしょうか?

事実は小説よりも奇なり……。
謎は深まるばかりなり……。

……とも思いましたが、
いや、これ、別に「不思議」でもなんでもないのかも、と。

はい、ここからはいつもの小出ブログに戻ります(笑)。

時間というものが、過去→現在→未来の順に不可逆に流れているのだとしたら、
今回の話はミステリーになります。

でも、現実はどうでしょう?

私たちは、いつだって「いま」を生きているわけで。
というより「いま」以外は生きることができないわけで。

「いま」の上に、「過去」や「未来」というアイディアを浮かべて、
いかにもそこに時間の流れがあるかのように錯覚しているというのが、
私たちの「現実」なんじゃないでしょうか?

つまり、です。

「当時大学生だった私が、新宿駅にて、綺麗なお姉さんとすれ違って、
この世のものとは思えないほどいい匂いを嗅いだ」
という15年前のエピソードも、

「その後15年かけて、その香水を探し回った」
という15年間のエピソードも、

すべて、「いま」立ち現れているものであって、
実際、そんな「過去」に実体はない、ということです。

「いま」を起点に考えれば、すべての謎は解けてしまう。

だから、別に、今回の「香水ラプソディー」も、
はっきり言って、不思議でもないんでもないんですね〜。

……と、深いところで静かに納得している自分と、
とは言え、やっぱ、不思議だよね〜〜〜! と、目を丸くしている自分は、
いま、この瞬間に、完全に同居しています。

それこそが、最大の「ミステリー」なのかもしれませんね。

ということで、不思議なようでいて、不思議でもない、
やっぱり不思議な小話、終わりです。
お付き合いくださり、ありがとうございました!

 

今日から「ラジオ瞑想」再開します!
はぁーーーたのしみ!
休んでいる間にふと思いついたことがありまして、今日からの瞑想、
微妙にこれまでよりバージョンアップする予定です。
転んでもただじゃ起きないぜ!(笑)
このあと朝6時より。おたのしみに!
6時半からの10分トークも、もしよろしければ!

小出遥子の「ラジオ瞑想」
毎朝6:00-6:30
https://ssl.twitcasting.tv/haruko_koide

過去のラジオ瞑想&10分トークは、YouTubeに録音を残してあります。
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