肌断食、開始1か月レポート

2014年6月8日

化粧水や乳液などのスキンケア用品を使わなくなって1か月ほどになる。洗顔は水だけ。アイメイクは白色ワセリンでさっと落としている。日焼け止めは普段は使わず、どうしても必要なときのみ、できるだけ肌にやさしそうなやつを、白色ワセリンをうすーく塗ったあとに使用している。

 

きっかけは書店で見かけた『肌断食』なる本。衝撃的なタイトルに惹かれて思わず買ってしまった。「スキンケア用品を使えば使うほど、肌本来の機能は衰えていきます」との理論に基づいて、顔面のスキンケアを一切しないで一年間過ごした平野卿子さんという女性のレポート本だった。激しい肌荒れに悩んでいたとか、使っていた化粧水が合わなくなったとかいうことは、私には一切なかった。ただ、なんとなく、化粧水などの「外側」のなにかに頼らない姿勢は素敵だな、と思ったのだ。なんだか自由そうだな、楽しそうだな、と。そもそも、なんにもしなくていいっていうのはめちゃめちゃ楽ではないか。ズボラな私にぴったりだと思った。読んだその日からさっそく開始した。

 

ある程度予想はしていたことだったが、はじめはものすご~~~くつっぱった。肌が乾燥してぼろぼろと白い粉をふいた。とくに頬と口周り。こんなことは初めてで、さすがに少しおののいた。私の本当の肌って、こんなだったのか……。いままで化粧水でごまかしていただけだったのか……。かなりの衝撃に卒倒しそうになった。が、ここで「潤い注入!」などと言って化粧水を叩きこんでしまったら元の木阿弥である。私はもう、肌に関しては外側のものには頼らない、と決めたのだ! 本によると、白色ワセリンは肌に負担をかけずに乾燥を抑えられます、とのことだったので、どうしても我慢できないときだけ、少量を手のひらに伸ばして、気になる部分に押しつけるようにはしていた。

 

そんなこんなで1か月。いまはもうだいぶ乾燥は落ち着いてきている。化粧水を使っていたころに比べればまだまだカサカサしているような感じはあるのだが、しかし、肌そのものが持つやわらかさは、確実に上がっている気がする。なんだかふんわりしている感じがするのだ、触り心地も、見た目も。細胞が本来の力を取り戻しつつあるのだろうか。洗顔後もほとんどつっぱらなくなった。これは結構いい感じなんじゃないか。このままいけるんじゃないか。なんだか楽しくなってきた。そして昨日、ついに彼氏の口から「なんか肌綺麗になったんじゃない? しゅっとしてる感じ」との声を聞くことができたのだ! しゅっとしてるってのがどういう状態なのかはわからないが、とりあえず褒められたぞ! ちなみに彼には「肌断食」をしていることは言っていなかった。

 

いや、まあ、私の肌の状態がどうなのかは置いといて……。私が「肌断食」をはじめてよかったなあ、と思うことを書いておこう。第一に超楽チンってこと。これは言うまでもないですよね。いままでスキンケアにあてていた時間が、そっくりそのまま好きなことをする時間に取って代わったのだ。これは文句なしに「いいね!」な点。第二に、こちらの方が実は大きいのだが、自分が本来持つ力を信じられるようになってきたこと。外側のものなんかに頼らなくても、自分の肌はものすごく優秀なんだ、ちゃんと必要な分だけ潤ってくれるんだ、そんな風に思えるようになった。いや、それを信じる修行を積ませてもらっている感じ、というべきか。そう、まだまだ修行の段階だ。

 

でもこれ、ひいては生き方全般にも関わってくる話だと思うのだ。自分って本当はめちゃめちゃすごい力を持つ存在なんだよ! なにも加えなくても、そのままで十分魅力的な存在なんだよ! ってことを、心の底から思えるようになったら、もう外側のなにものにも依存しなくなるだろう。自分の足で立てるようになるだろう。自分の価値を自分でちゃんと認めてあげられるって、ものすごく素晴らしいことだと思うのだ。というか、それこそが人生においての一番の大仕事だと思うのだ。自分はぜったいに大丈夫、なにがあっても大丈夫、ちゃんと生きていける。そう思えることは心に自由をもたらす。そうなったらこっちのもんだ。やりたいことが全部できるようになる。きっと、生きていることがめちゃめちゃ楽しくなる。

 

考えるだけでうきうきしてくるではないか。

 

自分を信頼して生きる。これが最近の私のテーマだ。その修行としての「肌断食」。私の肌が、そして精神が、どのように鍛えられていくのか……このブログで定期的にレポートしていきます。次回レポートを括目して待て! いや、乞うご期待! です。