春が来る

2017年2月15日

おはようございます。小出遥子です。

今日は非二元とか仏教とかそういうのはいったん横に置いておいて、
ごくごく「ふつう」の話をします。
私だってふつうの女の子(33歳は女の子……?)だもの……。

私の誕生日は1月25日なのですが、
毎年、どういうわけか、その前後1ヶ月ぐらい、
どうにもこうにも調子が出ないというか、
心身ともに低空飛行を続けることが多いんですね。

で、今年もばっちりその通りになっていて。

なにがあったわけでもなくて、
具体的にどこがどう悪いというわけでもないのですが、
なんとな~く「本調子」じゃない。
「ホントの俺はこんなもんじゃないんだぜ……」が
口癖みたいになってしまう時期。

これ、地味につらいんですよね。

毎年のことなので、まあ、とくに気に病んだりもしないのですが、
それでも、たまに激しく「ああ、もう、すっきりしたいな~」と思ったりもする……。

でも。諸行無常はこの世のならい。
そんな時期もかならず終わりを迎えるんです。

だいたい、毎年、2月の中旬から下旬のある日、
「それ」は突然起こります。

いつもの道を歩いているとき、
いままで知覚できなかったものが、少しずつその姿をあらわしていって……。

なんだか頬にあたる日差しがあたたかいな……。
空の色がやわらかくなってきたな……。
どこからか沈丁花のような香りも漂ってきた……。

そこで、ふいに、ガツンと気づかされるんです。

ああ、そうか。春が、来るんだ。

その瞬間、なにかがスコンと抜けたようになって、
自分が自分だと思っているものの範囲が世界大にまで広がって……

私は、どこにだって行けるし、なんだってできる。
こんなに自由なことって、ない。
どこにもないよ。

そんな風に、理屈じゃなく思える瞬間がやってきて……。

それはもう、ほんとうにほんとうに素晴らしい瞬間で。

ことばにするとものすごく陳腐だけど、
人生、捨てたもんじゃないな、って。
こころの底から思えたりするので。

冬も、春も、同様にありがたいです。
ほんとうに、この世にあらわれているすべてが、
そのまま恵みだし、祝福なのだと思います。

ほんとうは、いつだって、愛の中にあるのですね。

 

よい一日をお過ごしください◎