禁酒宣言!

2014年11月10日

今年の8月26日、新月の日から、私は、とりあえず100日間! と期間を定めて、禁酒に励んでいた。

 

でも、もう、止めた。

 

「え? やっぱり飲んじゃったの!?」

 

……ってことじゃなく、「100日間限定」ってのを、やめたのだ。

 

つまり、もう、私、お酒、卒業します!(っていうか、しちゃいました!)ってこと。

 

きっぱりさっぱり引退です。

 

 

 

禁酒の理由にはいくつかあるが、まあ、単純に「飲んでないときの自分の方が好きだな~」っていうのが一番で。

 

あと、お酒を取り入れたときの自分の心身の変化に敏感になったことも大きい。

 

これには断食をしたことも大きく関わってくる。断食後にはじめてチョコレートを食べたときの心臓のばくばく感、頭と身体がすっぱりと切り離されたような奇妙な感覚は、忘れようと思って忘れられるものではない。

 

お酒や、カフェインって、確かに、飲んだときには頭はすうーっとするし、気分も高揚するし、なんとなく、「私の人生、この先いいことしか起こらない気がする~」みたいな感じになって、気が大きくなって、「上等だ! なんでもかかってきやがれ~!」「大漁だ大漁だ!」「わっしょいわっしょい!」みたいなことになるのだ。

 

が。

 

しかし。

 

この不自然に上がった謎のテンションは、いったいどこから持ってきたものなのか? ということを考えると、「み、未来の自分からです……」ということになって、甚だ心もとない。

 

お酒やカフェインは、いわば、テンションの前借り、借金みたいなものなのだ。

 

借りたものはかならず返さなきゃならない。

 

借りるのは簡単だけど、返すときにはその2倍以上の労力がかかる。

 

そして、テンションを先に奪われた「未来の自分」は、やる気も自信もすっかり失ってしまって、過去ばかりを振り返ることになる。

 

飲んでいるときの超絶ハイテンションと、そのあとにやってくる超絶ローテンションとの落差で電気ぐらい軽く起こせそうなぐらい……私の場合、それが激しかったのだ。

 

まあ、あくまで、「私の場合は」、ですけど。

 

 

 

端的に言って、お酒を飲む才能がなかったのだと思う。

 

気づくのに十数年かかりました……。

 

 

 

……なんだか、そこここから(とくに学生時代の友人周辺から)、

 

「よーこから酒をとったら何が残るんじゃい!?」

 

という悲鳴にも似た叫び声が聴こえてくるような気がしますが……

 

ははは、そうだね、なにも残らないかもしれない。

 

 

 

でも、「なにもない」自分こそが、本当の自分だって、私はもう知っているので。

 

そこはもう、揺らぐことがないので。

 

なので、お酒はもう引退です。

 

私はもう、普通の女の子に戻ります。

 

いや、普通の、どこにでもいる、ありふれた、ごく普通の人間に戻ります。

 

そこを「自分」として、生きていきたくなったのです。

 

それだけです。

 

悲しまないでください。笑

 

 

 

もちろん、これからもお酒の席には顔を出しますし(飲まないけど)、お祝いの席でのシャンパンぐらいはいただくかもしれませんが(一口だけかもしれないけど)。

 

とりあえずは、きっぱりと、サヨウナラです。

 

長い間(笑)本当に本当にお世話になりました。

 

また(来世で)再会する日まで、どうかお元気で。ごきげんよう!

 

 

 

 

二〇一四年十一月一〇日 小出遥子記す