「愛」から選ぶ、「愛」を選ぶ

2014年11月24日

表面上「好きだ」と思っていても、心の奥底ではぜんぜん好きじゃないものって、実は結構あるんじゃないだろうか、ってお話を、昨日、自身のお酒に対する感慨を例に書きました。

 

これね、本当に恐ろしいことです。

 

自分の本心ぐらい、いつだってしっかりと自覚していたいものですが、なんでこんなことになっちゃうんだろう。

 

そこには、やっぱり、「恐怖心」というものが横たわっているんだろうなあ……。

 

 

 

「恐れ」から物事を見て、「恐れ」から物事を選ぶ。

 

それがいつの間にかクセになってしまっているのですね。当たり前になっちゃっているんです。

 

出発点がそれだから、終着点だって自分にとってぜんぜん心地よくないものになってしまうに決まっているんです。

 

ちょっと考えればわかることなのに、いま、めちゃめちゃたくさんの人が、その事実を見ないふりをして、感じないふりをして、結果、「なんか、なんとなく、すべてが面白くない」といった感じになって、不満たらたらで生きることしかできなくなってしまっています。

 

現代病ですね。これはもう、立派な病気です。

 

 

 

この病気に対する治療法はただひとつ。

 

ひとりひとりが、勇気を出して、「愛」を選ぶことだけです。

 

 

 

「愛」の方向、拡大方向、つまりは、なんだかわくわくする方、自分の心が浮き立つ方、想像するだけで全身の血の巡りがよくなって、からだ中がぽかぽかしてくる方……

 

たった一度だけでも、勇気を持って、そちらを選んでみると、流れは変わります。

 

そこからしか、はじまっていかないのです。

 

 

 

いや、私も、ホント、まだまだ、ぜんぜんです。まだまだぜんぜん「恐怖心」からフリーになっていない。昨日書いたことが良い例です。

 

でも、気づいたときがチャンスなのだと思う。

 

「はっ、また“恐れ”から物事を選びそうになっていた! いかんいかん!」

 

そう気づいたら、即座に「愛」の方向に自分を振り向ければいい。

 

そうやっていくうちに、少しずつ、だけど確実に、自分の足で歩いていけるようになるのだと思います。

 

 

 

私だって、本当にまだまだです。偉そうなこと言える立場じゃない。

 

でも、私、数年前に比べると、ものすごくまともになったと思う。

 

 

 

数年前の私は、本当に「自分」というものをわかっていませんでした。

 

好きでもないものを見て、好きでもないものを聞いて、好きでもないものに触れて、好きでもない話をして、好きでもないことで笑って、好きでもないものを着て、好きでもない遊びをして、好きでもないものを食べ、好きでもないものを飲み、好きでもない人と一緒にいました。

 

ぜんぶ、「恐れ」から選んでいました。

 

「常識だから」「これが普通だから」「流行ってるから」「みんながそう言っているから」「ださいと思われたくないから」「不安だから」「自信がないから」「自分のことがよくわからないから」……。

 

 

 

結果、一度、人生が壊れてしまいました。めちゃめちゃになってしまったのです。

 

信じられないようなことが、3つも4つも、同時に私に降りかかってきました。いろんなものを、一気に失いました。地獄を見ました。

 

 

 

でも、いま思えば、あれってぜんぶ、自分で「そうなるように」進んでいったとしか思えないんですよね。自分の中の自分が、本心が、「お前、いい加減気づけや!」って、そう教えてくれようとしていたんだと思う。

 

いのちがとられる前に、気づいてよかったです。

 

 

 

いままでのクセをあらためるのって、本当にキツイことのように思えるけれど……でも、そのまま行ったら、もっと大変なことになります。いつまで経っても、自分の「人生」をはじめることができません。それで良いのですか。

 

 

 

いや、本当に、ほんっっっとうに、私だってまだまだなんです!

 

でも、確かに私、いま、「生きている」んです。

 

間違って、反省して、立ち直って、歩き出して、また間違って、反省して……

 

その繰り返しです。情けないこと、たくさんあります。

 

だけど、確かに、「生きています」。

 

少なくとも、ここに不満はありません。

 

 

 

数年前はこんな風に思えなかった。「生きている」実感なんて皆無でした。

 

あの気づきに、「生かされた」のだと、本気でそう思っています。

 

 

 

「愛」を選ぶことは、怖いことではありません。

 

ぜったいに、大丈夫です。

 

 

 

選ぶのは、あなたです。

 

選ぶなら、いまです。