川が教えてくれたこと ―「常」について、もっと詳しく! 編―

2017年4月18日

おはようございます。小出遥子です。

昨日の記事に、川から学ぶ「常楽我浄」の意味を書いてみましたが、
ちょっとあまりにもサラッと書きすぎてしまったかな? と反省したので、
今日から4日間連続で、「常」「楽」「我」「浄」の4文字、
それぞれの意味を解説してみたいと思います。

ということで、今日は「常」。

昨日も書きましたが、同じことばでも、
「凡夫(迷いの中にある存在)」の視点から見たときと、
「仏(さとりとともにある存在)」の視点から見たときとでは、
まったく解釈が異なってしまいます。

「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」とは
言わずと知れた『方丈記』の冒頭の一文ですが、
川というのは常に流れていて、一秒たりとも同じ姿をとどめてはいません。

その事実に気づいたとき、人は「無常」を感じます。
「すべては流れ去っていく。はかないな。さみしいな。悲しいな」と。

そう思うこと自体は決して悪いことではありません。
でも、「はかない」「さみしい」「悲しい」と感じているだけでは、
決して「仏」の視点に立つことはできないのです。

じゃあ「仏」は流れ去って行くものを見てもなにも感じないのか!?
と言ったら、そういうわけではありません。

「仏」においても、「はかない」「さみしい」「悲しい」という
感情が湧いてくることだってあるでしょう。
でも、それが、そのまま「苦しみ」に変化することがないのです。

なぜなら、「仏」は、「すべては流れ去る」ことを受けいれ切っているから。
「無常」を、受けいれ切っているから。

そして、その「無常」を完全、完璧に受けいれ切った先に、
「決して流れ去ることのないもの」=「常」を、すでに見出しているから。

「ゆく河の流れは絶えずして」……だけど、
流れを流れとして受けいれている「川そのもの」は、決して流れ去ることがない。

「仏」の安住する「常」とは、この「川そのもの」のことです。

以上、「常楽我浄」の一文字目、「常」の詳しい解説でした。
明日は「楽」を解説してみます!

よい一日をお過ごしください◎

 

※こちらのTemple、今週土曜日の開催ですが、まだまだお席に余裕ございます。
 ご友人等お誘い合わせの上、ふるってご参加くださいませ!

4月22日(土)のお昼に、川崎の髙願寺さんにて、
対話の集い・Templeを開催させていただくこととなりました。

今回は、Temple Web掲載の
「二階堂和美さんとの対話/いのちの記憶はのこり続ける」
という記事を糸口として、みなさまと一緒に、
「いのち」からはじまる対話をたのしめたらいいな、と考えております。

ご興味がございましたら、以下のイベント概要をお読みいただいた上、
(下記「ご参加にあたってのお願い」もご熟読くださいませ)
フォームよりご参加のお申し込みをいただけますとさいわいです。

それでは、どうぞよろしくお願いいたします。
みなさまとお目にかかれるのを、楽しみにお待ちしております。

(Temple運営事務局・小出遥子)

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Temple@髙願寺

日時:2017年4月22日(土)13:30~15:30(受付13:00~)

【タイムスケジュール】
◆13:00~13:30 受付&リフレクション1
→お寺=仏さまの見守る空間で、心地良い音楽とともに、
 思い思いにお過ごしください。
◆13:30~13:45 ごあいさつ&リフレクション2
→Temple主宰・小出遥子のごあいさつののち、
 お坊さんと一緒に、参加者全員でお経を読みます。
◆13:45~14:30 ダイアローグ1
→Temple Web掲載の
 「二階堂和美さんとの対話/いのちの記憶はのこり続ける」
 という記事から感じたことを、参加者同士、少人数のグループに分かれて
 シェアリングしていただきます。(事前に当該記事を各自でお読みになった上で
 ご参加くださいますよう、お願いいたします。)
◆14:30~14:45 休憩
◆14:45~15:30 ダイアローグ2
→グループのメンバーを変えて、引き続き、少人数で対話をしていただきます。
 後半のダイアローグのテーマは、ズバリ「いのち」。
 ご縁にしたがって、ざっくばらんに対話をおたのしみください。

《ご参加にあたってのお願い》

・プログラムの進行上、Temple Web掲載の 
 「二階堂和美さんとの対話/いのちの記憶はのこり続ける」 を
 事前にかならずお読みいただいた上でご参加ください。
・Templeは議論の場ではありません。ご自身のお考えを押しつけることなく、
 違った意見もやわらかい心で受けいれましょう。
・全員が心地よくダイアローグの時間を過ごせるよう、
 各グループごとに、お気遣いと工夫をお願いいたします。
 (例:ひとりの方だけが話し過ぎることのないようにする、など)

上記のルールをお守りいただくことが難しい方は、ご参加をご遠慮ください。
もし、このルールに反するような振る舞いが見られた場合は、
その場でご退場いただくこともございます。
安心・安全な場作りのため、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

会場:髙願寺至心学舎
(JR南武線・東急東横線「武蔵小杉」駅 北口バスロータリー1番のりば(市営バス)、もしくは2番のりば(東急バス)より、バス停5つ目「市営等々力グランド入口」下車すぐ)
http://www.kouganji.net/index.html

定員:30名(先着順)

参加費:2000円(当日、受付にてお支払いください)

お申し込み: こちら↓のフォームよりお願いいたします。
http://ur2.link/Ccn0 

お問い合わせ:temple00001.info@gmail.com 
※髙願寺への直接のお問い合わせはご遠慮ください。

主催:Temple運営事務局(主宰・小出遥子)

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Temple Website:http://temple-web.net/
Temple Facebookページ:https://www.facebook.com/temple00001
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