「凡夫」も「仏」もない! ―常楽我浄シリーズを終えるにあたって―

2017年4月22日

おはようございます。小出遥子です。

昨日まで、このブログで、「常」「楽」「我」「浄」の4文字について、
それぞれ、「凡夫(迷いの中にある存在)」の視点から見たときと、
「仏(さとりとともにある存在)」の視点から見たときの解釈を
川のたとえを用いて、(自分なりに)丁寧に語ってきました。

……が。

超いまさら、なんですけれど、
ほんとうのところ、「凡夫」も「仏」もないんですよね。

川のたとえをそのまま使うなら、
「凡夫」は此岸(しがん)で右往左往している存在、
「仏」は彼岸(ひがん)で悠々自適に生きている存在、
というようなことになりますが、
これは、あくまで凡夫側、此岸側から見たときのお話。

いざ川を渡り切って振り返ってみれば、
実は、そこには川自体存在しなかったし(がーん!)
つまりは「迷っている人」も「さとっている人」も、
まったく、どこにもいなかった(ががーん!)
すべて、あたまの中のファンタジーでしかなかった(がががーん!)
……ということに気づかざるを得なくなるのだと思う。

「仏」というのは、「夢から覚めた存在」という風にも言えます。

「凡夫」である自分が、「仏」になるために「此岸」を出発し、
紆余曲折を経ながらも大きな大きな「川」を渡って、
ついに「涅槃」たる「彼岸」に辿り着く……

という「さとりストーリー」だって、はっきり言って夢。
壮大ではあるけれど、あくまで夢。
夢でしかないんです。

夢から覚めてしまえば、
「凡夫」も「仏」も「川」も「此岸」も「彼岸」もすべて、
ほんとうにすべて!!!
単なる幻想でしかなかったんだな、とわかる。

そして、そこには、それを「理解する」誰かはいない。
ただ、「理解」だけがある。

不思議なお話です。
でも、どうも、そうなっている……らしい。

ちょっと混乱させてしまいましたかね。

常楽我浄シリーズを終える前に、
これだけは補足で言っておかなきゃいけないな、と思ったので、
書かせていただきました。

さて、今日はTemple@髙願寺。
「いのち」を真ん中においた対話の集いです。
まだまだお席ございます。飛び入り参加も大歓迎です!
川崎でお待ちしていますね。
(詳しくは下記をご覧ください。)

よい一日をお過ごしください◎

 

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Temple@髙願寺

日時:2017年4月22日(土)13:30~15:30(受付13:00~)

【タイムスケジュール】
◆13:00~13:30 受付&リフレクション1
→お寺=仏さまの見守る空間で、心地良い音楽とともに、
 思い思いにお過ごしください。
◆13:30~13:45 ごあいさつ&リフレクション2
→Temple主宰・小出遥子のごあいさつののち、
 お坊さんと一緒に、参加者全員でお経を読みます。
◆13:45~14:30 ダイアローグ1
→Temple Web掲載の
 「二階堂和美さんとの対話/いのちの記憶はのこり続ける」
 という記事から感じたことを、参加者同士、少人数のグループに分かれて
 シェアリングしていただきます。(事前に当該記事を各自でお読みになった上で
 ご参加くださいますよう、お願いいたします。)
◆14:30~14:45 休憩
◆14:45~15:30 ダイアローグ2
→グループのメンバーを変えて、引き続き、少人数で対話をしていただきます。
 後半のダイアローグのテーマは、ズバリ「いのち」。
 ご縁にしたがって、ざっくばらんに対話をおたのしみください。

《ご参加にあたってのお願い》

・プログラムの進行上、Temple Web掲載の 
 「二階堂和美さんとの対話/いのちの記憶はのこり続ける」 を
 事前にかならずお読みいただいた上でご参加ください。
・Templeは議論の場ではありません。ご自身のお考えを押しつけることなく、
 違った意見もやわらかい心で受けいれましょう。
・全員が心地よくダイアローグの時間を過ごせるよう、
 各グループごとに、お気遣いと工夫をお願いいたします。
 (例:ひとりの方だけが話し過ぎることのないようにする、など)

上記のルールをお守りいただくことが難しい方は、ご参加をご遠慮ください。
もし、このルールに反するような振る舞いが見られた場合は、
その場でご退場いただくこともございます。
安心・安全な場作りのため、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

会場:髙願寺至心学舎
(JR南武線・東急東横線「武蔵小杉」駅 北口バスロータリー1番のりば(市営バス)、もしくは2番のりば(東急バス)より、バス停5つ目「市営等々力グランド入口」下車すぐ)
http://www.kouganji.net/index.html

定員:30名(先着順)

参加費:2000円(当日、受付にてお支払いください)

お申し込み: こちら↓のフォームよりお願いいたします。
http://ur2.link/Ccn0 

お問い合わせ:temple00001.info@gmail.com 
※髙願寺への直接のお問い合わせはご遠慮ください。

主催:Temple運営事務局(主宰・小出遥子)

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Temple Website:http://temple-web.net/
Temple Facebookページ:https://www.facebook.com/temple00001
Temple Twitter:https://twitter.com/Temple00001