「自分にはなにもできない」の先に

2017年5月11日

おはようございます。小出遥子です。

「自分にはなにもできない」

と聞いたとき、
こころやからだにどんな反応が起こるでしょうか?

反射的に「え、いやだな……」と感じてしまうのではないでしょうか?
「そんな無力感、味わいたくないよ……」と。

でも、私としては、
「自分にはなにもできない」という事実を受けいれた先に、
文字通り無限の可能性が広がっていると考えることもできるんじゃないかな、
と思っているんです。

「自分にはなにもできない」って、事実なんですよ。
というか、「できない」もなにも、単純に、なにも「していない」。
私も、あなたも、誰も、彼も、ほんとうになにも「していない」。

観察してみればすぐにわかります。

たとえば、あなたは、自分が5秒後に思い浮かべる思考を知っていますか?
自分が5秒後に味わう感情を知っていますか?
自分が5秒後にどんな身体感覚を持っているか知っていますか?

知らない、ですよね?
それらすべて、完全に「未知」ですよね?

どうして自分のことなのに「知らない」のか。

そこに、なにかをしている自分がいないからです。

思考も、感情も、感覚も……
すべて、ごくごく自然に「起こってくる」ものなんです。
そこにそれを「起こす」存在はいないんです。

まあ、あえて言うのなら、広大なご縁の網目それ自体が、
それを起こしている、ということになるかな……。

自分にはなにもできない。
そもそもここにはなにかをしている自分はいない。

瞬間的な抵抗の先に、その事実をただただ受け止めたとき、
そこには個としての小さな自分を超えた、
広大すぎて決してはかり知ることのできない
“ほんとうの自分”の姿が見えてくるのでしょう。

“ほんとうの自分”の姿は、そのまま巨大な光となって、
個人の無力感などあっという間に溶かしてしまうのでしょう。

これは、無限の可能性そのものだと思うのです。
そして、それこそが、究極の救いである、とも。

まずは、事実を見つめることから……。

よい一日をお過ごしください◎

 

≪今後のスケジュール≫

【5/28(日)】Temple@瑞因寺
(名古屋でのTemple初開催!)

【5/30(火)】Temple@神谷町光明寺(ゲスト:プラユキ・ナラテボーさん) ※満員御礼

【6/5(月)】Temple@髙願寺
(ゲスト:小笠原和葉さん)

【7/23(日)】Temple School 特別イベント第2弾
(ゲスト:横田南嶺さん、藤田一照さん)