終戦宣言

2017年5月22日

おはようございます。小出遥子です。

最近、つくづく思うのが、

「敵なんか、ほんとうはどこにもいないんだよなあ」

ということ。

いないんです。ほんとうに。敵なんか。
敵という固定された存在なんかどこにもない。
そこにあるのは、「○○は敵だ!」という、自分の思考だけ。

敵でもなんでもない誰かやなにかに、
「自分の敵」というレッテルを貼りつけて、自分勝手に騒いでいるだけ。

ぜんぶ妄想なんです、言ってみたら。

思考が敵を作り出すし、
さらにその思考だって、言ってみればまぼろしのようなものなわけです。
思考だって、連続してずーっと存在しているわけではないですから。

たとえばとってもおいしいものを食べていたり、
大好きな人との会話に夢中になっていたり、
夢も見ないほどに熟睡していたりするときに、
「○○は敵だ!」みたいな思考は完全に消えているはずです。

あらわれたり、消えたり、瞬間ごとに繰り返しているだけなんです。
そんなあいまいなものを信じ切って、自分の中で戦をはじめて、
自他ともにボロボロになって、弱ってくるとさらに敵を見つけて、また弱って……。

キリがない。

もう、こんな生き方、うんざりなんです。
疲れるんです。単純に。たのしくないんです。

私は、もっと爽やかに、軽やかに生きていきたい。
もう決めたんです。
いい加減、決意しました。
決意するまで、結構、長い時間がかかったな……(遠い目)

……とは言え。
このカラクリを知ったところで、
長年の生き方のクセとしてしみついてしまったものは、
そう簡単にはがれ落ちてくれるはずもなく、
反射的な過剰防衛反応は、正直に言って、いまだに頻繁に起こり続けています。

でも、「また幻想の敵を作りだしちゃって! 私ってほんとダメなやつ!」みたいに、
私を敵にしはじめたら、結局また同じことになってしまう。
自分と戦っている限り、平和はいつまで経っても訪れない。

だから、そんなときは、
「ああ、またやっちゃったの。
自分が傷つけられると思って怖かったんだよね。
でも、大丈夫だよ。敵なんてほんとうはどこにもいないよ。
だから安心していていいんだよ。
でも、安心できなくてもいいんだよ。
そのままでいいんだよ。苦しまなくていいんだよ。
大丈夫。あなたはよく生きているよ。」って、
それこそ怖い夢を見て泣いている子どもをあやすお母さんのように、
自分で自分を抱きしめてあげるといいです。
私は、実際にそれをやっています。
この繰り返しの中で、おのずからほどけてくるものもあるでしょう。

大丈夫です。
ほんとうの平和を生きることは、誰もに平等にあたえられた権利なのだと思います。

まずは幻想を幻想と見抜くことから……。

よい一日をお過ごしください◎

 

≪今後の小出遥子のスケジュール≫

【5/23(火)】「おぢやんしょの仏教話」出演
新潟県小千谷市の浄土真宗本願寺派寺院・極楽寺さんにて行われる
「おぢやんしょの仏教話」というイベントに、Temple主宰・小出遥子が出演します。
大原三千院門主・堀澤祖門さん、極楽寺住職・麻田弘潤さんと3人で
「なにものでもないいのち」をテーマにお話をします。
その後、ミニTempleも開催いたします。
お近くの方もそうでない方も、ぜひぜひ、ふるってご参加くださいませ!

≪今後のTempleのスケジュール≫

【5/28(日)】Temple@瑞因寺
(名古屋でのTemple初開催!)

【5/30(火)】Temple@神谷町光明寺(ゲスト:プラユキ・ナラテボーさん) ※満員御礼

【6/5(月)】Temple@髙願寺
(ゲスト:小笠原和葉さん)

【7/23(日)】Temple School 特別イベント第2弾 ※定員間近
(ゲスト:横田南嶺さん、藤田一照さん)