「70億分の1の救い」から「1分の1の救い」へ

2017年6月3日

おはようございます。小出遥子です。

先日、あるお坊さんと、「仏の救い」について語り合っていました。

その方は、子ども時代のとある経験から、
自分自身にとても強いコンプレックスを抱いていたのだそうです。

そんな中でお坊さんになるために仏教を学びはじめ、
「救い」ということばの指す意味を、自分なりに考えはじめた。

彼は、最初のうちは、
「こんなに劣った自分でも、仏さまは救ってくださるんだ」
……というところから、「仏さまはありがたい存在だ」と思っていたそうです。

でも、あるとき、仲間のお坊さんに、

「こんな自分“でも”救われるんじゃないんだよ。
 こんな自分“が”救われるんだよ」

と伝えられたときに、彼の中でなにかが一気に崩壊して、
向こう側からドカンと「理解」がやってきたそうなんです。

私は、このお話に、ものすごく胸を打たれてしまって……。

「こんな自分“でも”救われる」から
「こんな自分“が”救われる」へ……。

これは、大変な転換ですよね。

「70億分の1の救い」から、
「1分の1の救い」への転換、とも呼べるかな。

仏の愛は、完全に、平等。
それは、たしかに、真実です。

だけど、その愛というのは、
「70億分の1ずつ、公平に分配します」というような類のものではなく、
「70億人全員に、1分の1の、絶対的な愛をお届けします」というようなものなんですよね。

仏の愛って、ハンパなくデカいんです。
それはもう、想像することすらできないほどデカいんです。

その「ハンパなくデカい愛」は、いまこの瞬間も、
私たちひとりひとりの上に、完全に平等に、1分の1ずつ注がれていて……。

信じても、信じなくても、どうもそうなっているらしい。

なぜなら、仏は、尽きることのない、無限の愛、そのものだから。

私たち、いつだって、すでに、愛の中にある。
だから、安心しても、いいのだと思います。

東京はとっても気持ちのいいお天気です。
よい一日をお過ごしください◎

 

≪今後のTempleのスケジュール≫

【6/5(月)】Temple@髙願寺
(ゲスト:小笠原和葉さん/まだまだお席ございます! ぜひ遊びにいらしてくださいね)

【6/16(金)】Temple@瑞泉寺
(ゲスト:小竹めぐみさん/京都での初Templeです! ふるってご参加くださいませ)

【7/23(日)】Temple School 特別イベント第2弾(ゲスト:横田南嶺さん、藤田一照さん) ※満員御礼