「これがラスト!」戦法で

2017年7月7日

おはようございます。小出遥子です。

「だし」って分かりますかね?
山形の郷土料理ですね。
夏野菜を細かく刻んで、
お醤油やめんつゆで味付けして、
お好みで冷蔵庫で冷やして、
アツアツのご飯にかけて食べるものなんですけれど。
めちゃめちゃおいしいですよ。大好きです。
夏バテ気味のときも食べやすいのでオススメです。

昨日の夕方、それを作ったんですよ。
きゅうりと、なすと、オクラと、みょうがと、大葉と、
あと冷蔵庫になめこがあったのでそれも入れて。

ポイントは野菜を細かく刻むことですね。
だいたい5ミリ角ぐらいですかね。
まあ適当でいいんですけど。

で、普通に作ってもおもしろくないな~と思ったので、
ちょっと実験してみました。

名付けて「これがラスト!」戦法。

「戦法」だなんてちょっと物騒ですけれど。
とにかく、それぞれの野菜を刻むときに、

「これが生涯最後の料理だ!」

という気迫を持って臨むんです。
ひと刻みひと刻み、真剣勝負です。
「一刀入魂」というやつですね。

これがよかったんですよ。

「これがラスト!」という気分を持っただけで、
上の方に行っていた気がスッと下りてきておなかにおさまって、
それと同時に頭の中の雑念もフッと静まって、
ここには私と包丁とこの一本のきゅうりだけがある……みたいな感じになって、
それでいて周りの音や風景もすべて知覚できていて、
世界のすべてと協働して、ただ、ひたすらに手を動かし、野菜を刻み……みたいな。

伝わりますかね?(笑)

これがね、とにかく気持ちよくて。

あの数分間、私は、完全に世界とひとつである
「ほんとうの自分」を思い出していました。

そうして作った「だし」は、いつも以上においしくて、
あっという間に食べ終わってしまいました。

ほんとうはいつだってこんな気分で生活したいんですけれどね。
人と会うときも、仕事をするときも、いつだって、
「これが今生の別れ!」……というのはちょっと大げさかもしれないけれど、
「これが最後になるかもしれない」という気持ちで、
いま目の前にあるすべてとともにありたいものだな、と。

「必死になる」というのとはまたちょっと違うんですけれどね。
余裕を持ちつつ、遊ぶように、でも真剣に「いま」を生きるというか……。

そっちの方が、爽やかで、いいなあ、って。

ということで、いつもじゃなくても、ふと思い出したときに、
「これがラスト!」戦法で目の前のことに取り組んでみてください。
たのしいですよ。

今日は七夕ですね。
よい一日をお過ごしください◎

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