OKハンコはすでに押されている

2017年8月15日

おはようございます。小出遥子(こいではるこ)です。

ライトな仏教書とか、自己啓発本とかには、よく、

「苦しいときには、いや、苦しいときこそ、
自分にも、周りにも、“すべてOK!”と言ってあげましょう☆」

といったようなことが書いてありますけれど、

「いや、それができないから苦しいんですけど!!!」

って、言いたくなってしまいますよね~。

まあ、最初は無理にでも
「OK! OK!」「いいよいいよ~」と言っていれば、
そのうち実際にそういう心境になってくるということは
確かにあるんですけれど、心が疲れてやさぐれ切っているときには、
なかなか難しいよね、というのが現実です。

そんなときは、私は、

「OKハンコはすでに押されている」

という事実に、ふわっと心身をあずけてしまうようにしています。

自分がわざわざ「OK! OK!」「いいよいいよ~」と言って回らなくても、
すでに、すべては、そのようにあらわされている。
そのようにあらわされているということは、
すでに、すべて、ゆるされて存在している、ということです。
つまり、「OKハンコ」はすでに押されているということです。

ハンコを押すのは、本来、自分の仕事じゃないんです。
じゃあ、誰が押しているのか、と聞かれても、ひとことでは答えられないんですけれど、
まあ、仏教的な縁起観にしがたって言うなら、「すべて」ということになりますね。

私たち、すべてにゆるされて、いまここに、こうしてあらわされているんですよ。

怒りや悲しみやふがいなさや情けない気持ちや、
その存在を「OK!」と言えないことへの憤りも、
すべて、ゆるされて存在している。

自分がOKハンコを押すまでもなく、
世界のすべては「OK!」そのものでできている。

そのことを、ただ、思い出せばいいんです。

OKな自分になろうとしなくていい。
自分も周りも、みんな、すでに、絶対的にOKされているのだから。

大丈夫ですよ。

今日は72回目の終戦記念日。
平和は、いつだって「いまここ」からはじまります。

よい一日をお過ごしください◎

本日8月15日付の中日新聞、東京新聞朝刊の文化欄「人生のページ」に、
私、小出遥子のエッセイが掲載されています。
タイトルは“「仏教ファン」の旅”。
上下に分かれておりまして、続きは8月22日の朝刊に掲載されます。
お読みいただければさいわいです!

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