苦しみを、苦しみ抜く、ということ。

2015年5月26日

苦しみは台風のような構造をしています。

 

中心に近づけば近づくほど、雨や風は強くなる。

 

でも、そのど真ん中には、いつだって完全なる静寂が広がっている――

 

圧倒的な安らかさが、そこにはあります。

 

そして、いざ、ど真ん中に辿り着いてしまえば、「周辺」は消えてしまう。

 

つまり、苦しみという名の台風そのものが、消滅してしまうんです。

 

 

 

苦しいときは、中心に向かうしかないんです。

 

いや、もちろん、避けられる苦しみは避けた方がいいです。

 

敢えて苦しみに向かっていく必要なんかどこにもありません。

 

でも、もう、逃れようもなく眼前に迫ってきた苦しみに関しては、

 

とことん肚を据えて向き合うしかない。

 

 

 

周辺に逃げようとするから、雨や風に翻弄されるんです。

 

いや、助けを求めちゃいけないと言っているわけじゃないんです。

 

助けてもらえるのなら、思いっきり助けてもらえばいい。

 

でも、助けを求める手が、ことごとく跳ね除けられてしまって、

 

にっちもさっちもいかなくて、

 

苦しくて、苦しくて、死んじゃうよ!

 

というときにこそ、

 

ほんとうに求めていた境地が見えてきたりする……

 

それは確かなんです。

 

 

 

苦しみのど真ん中を見つめるということは、「自分」を見つめるということ。

 

逃げも隠れも言い訳もせず、とにかく見つめるということ。

 

それはたいそうつらい作業です。

 

中心に近づけば近づくほど、そのつらさは大きくなります。

 

でも、雨や風に翻弄されながらも、中心に向かう足をとめなかったら、

 

いつか、かならず、「救い」の地平に辿り着きます。

 

かならず、です。

 

 

 

ポイントは、とにかく、「自分」を、見つめ続けること。

 

「周辺」ではなく「中心」に向かうこと。

 

「ど真ん中」を目指すこと。

 

 

 

 

 

ぜったいに、「大丈夫」です。

 

がんばれ。