「できることはできる、できないことはできない」

2016年2月16日

「できることはできる、できないことはできない」

 

これ、ものすごくシンプルだけど、

 

ほんとうに人生の真実だよな~、と思います。

 

 

 

……とは言え、私も、情けないことに、

 

この真実以外に、自分勝手な夢を見ちゃって

 

失敗することも多いんですね……。

 

 

 

たとえばこの間も、ある場面で、

 

「あの人は、なんでこれをしないんだろう!?

 

まったくやる気が感じられない! ひどすぎる!」

 

と言って、ごくごく勝手に怒りや悲しみを覚えて

 

ごくごく勝手に絶望しかかっていたのですが、

 

ん? ちょっと待てよ? と。

 

その人は、それを「しない」んじゃなくて、

 

単に「できない」だけなんじゃないか??? と。

 

そう思ったらね、なんだか力が抜けてしまったんですね。

 

で、一気に視野が開けて、呼吸が楽になりました。

 

 

 

いや、ほんと、人間って、

 

「できることはできる」し、

 

「できないことはできない」んです。

 

 

 

まあ、たとえば私は毎朝4時には起きてPCに向かって

 

文章を書いてブログにアップしています。

 

これは、どうも人からみれば「すごい」ことらしいのですが、

 

いやいや、これは、単純に私の「できる」ことだから

 

続けられているだけなんです。

 

 

 

逆に、私に「できない」ことも、

 

ものすご~~~くたくさんあります。

 

 

 

たとえば、私は、どういうわけか、

 

カタカナというものが、ものすごく苦手なんです。

 

読むのも書くのも苦手です。

 

だから、私は小説を読むのは好きだけれど、

 

海外の小説はまったく読めません。

 

(除:ムーミンシリーズ)

 

なぜなら人名がカタカナ表記になっているからです。

 

カタカナで書かれると、

 

途端に人物の像が浮かんでこなくなるのです。

 

像が浮かばないどころか、かならずと言っていいほど

 

どこかをひっくり返して覚えてしまうのです。

 

(例:アウグスティヌス→アウスグティヌス)

 

当然、世界史の成績はさんさんたるものでした。

 

 

 

「なんで!?」と聞かれても、本人にもわかりません。

 

ただ、「できない」ものは「できない」んです。

 

 

 

いや、もしかしたら慣れの問題かもしれません。

 

一日一時間程度でも、カタカナ表記を多用した

 

文章に向き合うような習慣を作れば、

 

もしかしたら克服できるものなのかもしれません。

 

でも、それほどの情熱が湧いて来ないし、

 

その必要性も感じないのですね……。

 

 

 

そもそもそこに適性がないし、

 

それを克服したいと思うほどの情熱も

 

まったく湧いてこないのだったら……

 

これはもう、「そういう縁だった」というほか、

 

道はないのではないでしょうか。

 

 

 

いや、これ、決して「逃げ」とかじゃなくてね。

 

「逃げ」というより、むしろ「智慧」なんじゃないかな。

 

 

 

人間誰しも、できることはできるし、

 

できないことはできないのだ、

 

これは仕方のないことなのだ、

 

というのを、きちんと腑に落としておけば、

 

自分に対しても、他人に対しても、

 

やさしい気持ちでいられるので。

 

 

 

誰かになにかをして欲しい、という希望があるにもかかわらず、

 

相手がそれをしてくれないと、

 

悲しくなったり、怒りを覚えたりしてしまいますよね。

 

 

 

でも、その人は、

 

それを「しない」のではなくて、

 

単に「できない」だけ、なのだとしたら?

 

 

 

人間、「できる」ことは「する」し、

 

「できない」ことは「しない」んです。

 

いや、もちろん、

 

「したい」から「する」し、

 

「したくない」から「しない」、

 

っていうのも、また真実ではあるのですが、

 

でも、現実をよくよく見つめて見れば、

 

「したい」のは「できる」からだし、

 

「したくない」のは「できない」から、

 

だったりするのですよね……。

 

 

 

自身を振り返ってみれば、上記のことには、

 

即座に頷けるところがあると思うのです。

 

 

 

自分にも「できない」ことはたくさんある、

 

ということをちゃんと認められたら、

 

他人の「できない」も受けとめられるようになります。

 

そして、その上で、

 

「じゃあ、どうしようか? どうしたらいいかな?」

 

と、建設的な方向に思考を使えるようになります。

 

 

 

人間同士、適材適所でやっていけたらいいな、と思うんです。

 

私は背が低いから、高いところにあるものを取ることはできない。

 

だから、それは背の高いあなたがやってね。

 

代わりに、私の腕はあなたの腕より細いから、

 

狭いところに落ちたものを取ることは任せてね。

 

って、まあ、そんな感じで、

 

それぞれの「できる」「できない」をちゃんと認めて、

 

「それなら、こうしたらいいんじゃない?」

 

と意見を出し合って、実際にそれをやってみる。

 

みんながそれをしていけば、

 

「平和」は実現できるんじゃないかなあ……

 

なんてことを、結構本気で考えています。

 

 

 

いや、私もはっきり言ってまだまだです。

 

誰かに対して

 

「なんで私のして欲しいことをしてくれないのよ!?」

 

と言って、自分勝手な感情を

 

爆発させることだってしょっちゅうです。

 

 

 

でも、そんなときには、できる限り、

 

「できることはできる、できないことはできない」

 

という真実に立ち返って、力を抜いて、

 

やさしい気持ちを取り戻していけたらいいなあ、

 

なんてことを思います。

 

それが「できる」なら、やっていかなきゃね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぽかぽかとした春の陽気から、

 

一気に真冬並みの寒さになってしまいましたね。

 

お風邪など召されませんよう、くれぐれもご自愛くださいませ。

 

 

 

よい一日を◎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Temple vol.6での松本紹圭さんとの対話記事、

 

全3回中の2回目を彼岸寺に掲載しています。

 

enjoy lifeの秘訣はアホであること!?

 

今回もまた、のっけから不思議なお話が展開されています……。

 

いったいどういうことなのでしょうか?

 

お話はどんどん核心に向かって進んでいきます。

 

どうぞお楽しみくださいませ!

 

 

 

【「ひらけ! さとり!」 番外編】松本紹圭さんとの対話/enjoy life ! (2/3)

http://www.higan.net/satori/2016/02/enjoy-life2.html