自我も煩悩も消せませんから。

2016年3月13日

「自我を消さなきゃ!」とか、

 

「煩悩を失くさなきゃ!」とか、

 

人間ってどうしてもやりがちなんですけれど、

 

(ええ、私も思いっきりやっていましたよ……)

 

これね、はっきり言って勘違いですから。

 

ていうか、無理!!! ですから。

 

 

 

自我や煩悩は消そうと思って消せるようなものじゃない。

 

なぜなら、これらは決して「自分」のものじゃないから。

 

 

 

それらが自分のものだったら、

 

簡単に自分の思い通りになってしかるべきでしょう。

 

 

 

でも、現実は、自我も、煩悩も、自分の意思とはまったく無関係に、

 

立ち上がったり、暴れまわったり……していませんか?

 

だからこそ、「手に負えない」存在なんじゃないですか?

 

 

 

「手に負えない」って、

 

それが自分のものではない、なによりの証拠ですよ。

 

 

 

なのに、人間って真面目ですからね、

 

「それらが手に負えないのは自分が未熟だからだ!」

 

って考えちゃうんですよね。

 

で、「未熟な自分をどうにかするために、

 

厳しい修行を積まなくてはいけない!」

 

とか言って、マッチョな方向に突っ走ってしまったり。

 

 

 

何度も言うけど、それ、勘違いですから。

 

ていうか、無理!!! ですから。

 

 

 

いや、ほんと、これも繰り返しますけれど、

 

自我も、煩悩も、決して「自分の」ものではない。

 

まして「他人の」ものでもない。

 

 

 

それらは、決して所有格を持たずに、

 

“いまここ”という名の広大な宇宙の中に、

 

瞬間ごとに、

 

ただただ湧き起っては、はかなく消えていくだけ……。

 

 

 

誰のものでもない自我や煩悩のことは、

 

誰のものでもない“なにか”に任せておけばいい。

 

 

 

そもそも自分に選択権はないのだから。

 

 

 

自我? 煩悩?

 

あっても(なくても)構わない。

 

お差し支えなし。ご注文なし。

 

 

 

そう言って笑っているうちに、

 

その笑い声すら自分のものではなくなって……

 

 

 

南無……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひんやりとした空気が心地よい東京の朝です。

 

 

 

よい日曜日を◎