死んではじめて

2016年3月14日

映画のストーリーに没頭しているときには、

 

背後のスクリーンには決して目がいくことがないように、

 

部屋にこもっているときには、

 

家に染みついた匂いには気づくことがないように、

 

作業に集中しているときには、

 

かすかにうなり続けるPCのモーター音を聞くことがないように、

 

 

 

この自分(個の自分)のいのちを

 

唯一のいのちだと信じて疑わないうちは、

 

決して気づかれることのない

 

“ほんとうのいのち”がここにある。

 

 

 

“死んでも死なないいのち”を生きていたことを、

 

“死んでも死なないいのち”に生かされていたことを、

 

人々は、死んではじめて理解するのだ。

 

 

 

死は、出立ではなく、大いなる帰還――

 

 

 

これって、悲劇なのかな? 喜劇なのかな?

 

 

 

……どちらでもいいね。

 

 

 

自覚があっても、自覚がなくても、

 

ただ、生きるだけ。

 

 

 

それしかできないのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

月曜日。

 

 

 

よい一週間のスタートを◎