Words 記事一覧

【空海】浮雲は何れの処にか出でたる。 本は是れ浄虚空なり。

2014年5月14日
今回のことばは、弘法大師の『性霊集』という書物からピックアップしました。超訳してみると、「浮雲にばかり気をとられていないで、その背後にある清浄な大空に絶えず気づいていなさい」……といったような意味にな ……

【内山興正】思い以上のところで生死する生命に、 思い煩うアタマがくっ付いているだけにすぎない。

2014年5月14日
今回は、藤田一照さんや山下良道さん、ネルケ無方さんなどの現代の名僧を多数輩出している曹洞宗の坐禅道場・安泰寺の六代目住職、内山興正老師のことばを選びました。 人間が「なにかをしよう」と思い立つ0.5秒 ……

【金子みすゞ】泥のなかから蓮が咲く。 それをするのは蓮じゃない。 卵のなかから鶏が出る。 それをするのは鶏じゃない。 それに私は気がついた。 それも私のせいじゃない。

2014年5月14日
今回は、金子みすゞさんの「蓮と鶏」という詩をご紹介します。金子さんご自身は、これを仏教の詩として発表されたわけではないでしょうけれど、私は、ここに、どうしようもなく仏教的なこころを感じました。 私たち ……

【一休】世の中は食うて稼いで寝て起きて さてそのあとは死ぬるばかりぞ

2014年5月14日
「五月病」という単語がチラホラ聞かれるこの時期には、ちょっと刺激が強すぎるかな? と思いつつ、今回の一休禅師のことばを選んでみました。そのまま受け取るだけだと、あまりに身も蓋もないような狂歌ですよね。 ……

【浅原才市】迷いが迷いに居るのと 法が迷いに居るのとは 違いがしております

2014年5月14日
今回は、江戸時代から昭和にかけて生きた妙好人(浄土教の篤信者)、浅原才市(さいち)さんのことばを選びました。 才市さんは、「迷い」にも二種類あるとおっしゃいます。ひとつは、「迷い」というものを絶対的な ……

【大日経】いかんが菩提とならば、 いわく、実の如く自心を知るなり

2014年5月14日
今回のことばは、真言密教の根本経典とされる『大日経』の一節です。「さとりとはなにか? ありのままに自分のこころを知ることである」といったような意味になるでしょうか。この思想は「如実知自心(にょじつちじ ……

【盤珪】悪を嫌うを善じゃと思ふ 嫌う心が悪じゃもの

2014年5月14日
盤珪(ばんけい)さんは江戸時代の臨済宗のお坊さんです。やさしいことばをもって、大名から庶民に至るまで、広く禅のこころを伝えられました。今回は、「うすひき歌」として伝わっている書物の中からことばを拾って ……

【親鸞】罪障功徳の体となる こほりとみづのごとくにて こほりおほきにみづおほし さはりおほきに徳おほし

2014年5月14日
今回のことばは、親鸞聖人の『高僧和讃』という書物からピックアップしてみました。 罪障(煩悩)は功徳の本体である。氷の量が多ければ多いほど、それが溶けたときの水の量は多くなるように、煩悩の自覚が大きけれ ……

【空海】重々帝網なるを即身と名づく

2014年5月14日
今回のことばは、弘法大師の『即身成仏義』という書物の中からチョイスしてみました。 「帝網」というのは、仏法の守護神である帝釈天の住む宮殿にかけられた網のことです。「インドラの網」とも呼ばれます。その網 ……

【洞山良价】鳥道(ちょうどう)蹤跡(しょうせき)なし

2014年5月14日
旅立ちの季節です。ということで、今回は「立つ鳥あとを濁さず」にも通じるような禅語を選んでみました。このことばを遺された洞山良价(とうざんりょうかい)禅師は、中国曹洞宗の開祖でいらっしゃいます。 鳥が飛 ……